「ノウイング」(原題:Knowing)2009年公開
ジャンル:パニック
監督:アレックス・プロヤス
主演:ニコラス・ケイジ、ララ・ロビンソン、ローズ・バーン

最初に結論!この映画を一言で表すと、、、
「あなたならどうする?絶対予測不可能なパニックディザスタームービー!」
皆さん!お疲れ様です!
管理人のユーリです!
今回は大人気俳優ニコラス・ケイジ主演の
超ディザスター(災害系)パニックムービー
謎解きそしてドキドキ要素満載の
「ノウイング」をご紹介していこうと思います!
様々なジャンルの作品で活躍するニコラス・ケイジ主演の
パニック映画で、あっという間の2時間になること間違いなし?!
今回もおすすめポイント・ネタバレ・あらすじ等分かりやすく
ご紹介していきます!

こんな方におすすめ!

1つでも当てはまる方は要チェック!(^^)
- ドキドキハラハラする感じが好きな方!
- 謎解きが好きな方!
- パニック系の映画が好きな方!
おすすめポイント

あなたならどうする?
- 自分だけが知っている?!逃れられない恐怖!
- テンポよく進む!ドキドキの2時間
- 最後は家族の愛?父親としてのニコラス・ケイジ
あらすじ
マサチューセッツ工科大学の宇宙物理学者ジョンは、息子ケイレブが通う小学校の記念式典で50年前のタイムカプセルから取り出された1枚の紙に綴られた数字の羅列が、過去50年間の災害、事故、事件の発生と犠牲者数を的確に予言していることを突き止める。その紙にはさらに、これから起こる未曾有の大災害も予言されていた……。
出典:「ノウイング」映画.com
感想(ネタバレあり)

さて今回の映画「ノウイング」ですが、私自身
今でもこの映画が公開されたときのことを覚えていて
映画より先に小説を読みました!
というのもこの「ノウイング」脚本の構成に8年近くかかったそうです!
ならばと思い小説をまず手に取ったのを鮮明に覚えています。
もちろん小説が面白くて、映画を見てみようとなったのですが
活字では伝わらない感情や表現、音といったものが映画には存在するので
違った視点で楽しむことができました!

先にネタバレをしてしまうとこの映画「ノウイング」は
「世界の終わり」「終末論」を物語った映画になります。
地球の終焉はあらかじめ決まっていて、
それを主人公(ニコラス・ケイジ)は、知ってしまったという内容なんですね。
あらすじとしては、シングルファーザーの父ジョンは
息子の小学校の式典でもらったタイムカプセルの中に
数字がぎっしり入った紙を受け取ります。
その数字の羅列を解読すると
なんとこれまでの地球に起こった災害や戦争を含む大惨事の死者数や日付と場所を表していたのです!
50年前のタイムカプセルだからあり得ないと思いつつも、
ジョンはどんどん数字の羅列を解き進め、未来の日付があることを知り
最後の死者数を表す数字は「E.E」の文字だけ。
そのタイムカプセルを埋めた子の娘にあたる女性と協力し
この現象、謎を突き止めようとするが。謎の男たちが息子に度々近寄ってくる。
映画を見ていて
はっきりとした証拠がないものの、とんでもないことを知ってしまった
ジョンに同情しつつ、これからどうしたらいいかわからない状況が非常に
むなしくまた、恐怖を感じ取りました。
演出も一級品で、地下鉄での電車脱線や飛行機の墜落現場シーンなど
迫力があってドキドキの展開でした。

そしてこの映画の根幹ですが、
息子たちに度々近づいていた謎の男たちはなんと
違う星から来た異星人だったのです。
そしてそれも、太陽フレアの影響で残りわずかしか寿命のない地球から文明を残すべく
地球人の存続を助ける目的で、地球人を迎えに来たのです。
そう、あの最後の文字「E.E」はEveryone Else=人類全体を表していたのです。
選ばれた地球人しか救われないことを知った父ジョンは
息子がその選ばれた1人であることをうれしく思いつつも
一緒には行けない悲しみに明け暮れます。
しかしもう何も為す術がないことを悟ったジョンは息子に最後の別れを告げます。
息子は異星人と違う星へと旅立ち、ジョンはこれまで疎遠だった
両親のもとへ行き、地球最後の時間を過ごすのでした。

シングルファーザーの視点から描かれた本作は
たとえ息子、娘がおらずともその悲しさ、絶望を
そして何より防ぎようのない世界の終わりを
十分に味わうことのできる内容でした。
ハッピーエンドとは言い難いですが、珍しいタイプの終わり方だったので
強く印象に残っています!

いかがだったでしょうか?
ちょっぴり現実逃避したい日や寂しさを感じる雨の日などにピッタリの
今作「ノウイング」
なにはともあれ
「消えない家族の愛を描いたSFパニックムービー」
となっておりますので、ぜひご鑑賞ください!
それではまた次の映画でお会いしましょう!
コメント