「ミスト」(原題:The Mist)2007年公開
ジャンル:SF、スリラー
監督:フランク・ダラボン
原作:スティーブン・キング
主演:トーマス・ジェーン、アンドレ・ブラウアー、ローリー・ホールデン

最初に結論!この映画を一言で表すと、、、
「究極の大どんでん返し!一度見たら忘れないSFスリラー映画」
皆さん!お疲れ様です!
管理人のユーリです!
今回はどんでん返しといえばこの映画!多くのどんでん返し系ランキングで首位を獲得している
「ミスト」についてご紹介していこうと思います!
田舎町のスーパーマーケットで繰り広げられる緊迫とSFに満ちた今作
ラストのシーンは見たら絶対忘れられない?!
今回もネタバレ・おすすめポイント・評価等わかりやすく解説していこうと思います!

こんな方におすすめ

1つでも当てはまる方は要チェック(^^)
- どんでん返し系映画が好きな方
- ハラハラド・キドキのスリラーが好きな方
- 単なるアクションやラブストーリー系に飽きた方!
おすすめポイント

人間が一番怖い??
- 田舎のスーパーで繰り広げられる極限の状況における人間関係
- 政府の実験?気になる霧の正体とは
- あなたならどうする?ラストシーン父親の最後の決断
あらすじ
ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ……。
出典:Yahoo!Japan映画「ミスト」
感想(ネタばれあり)

さて今回の映画「ミスト」ですが、
どんでん返しが好きな私にとってはかなりおすすめの作品となっています。
この作品、なんとあのスティーブン・キングが書いた小説「霧」が原作となっています!
彼は他にも「IT」や「ショーシャンクの空に」で有名な作家さんです!
スティーブン・キングの作品はどれもはずれがないので、気になる方はぜひ一度ご覧になってください!
あらすじとしては、嵐のあと家の修理のため町のスーパーに出かけた主人公父親のデヴィッドとその息子。スーパーで買い物をしている途端、血まみれの軍人がスーパーに駆け込み「今すぐ窓を閉じカギを全部閉めろ!」とパニック状態に。すると外の景色が瞬く間に霧に覆われてしまう。。
といった内容で、霧の中には何かがいるから絶対に外に出てはいけないと人々はスーパーに閉じ込められてしまいます。
この映画の見どころはもちろん霧の中の正体もそうですが、このいわゆる極限状態の密室(スーパー)での人間心理なんですね。

主人公たちは何か打開策を考える一方、ある一部の人たちは「これは神の仕業だ」と宗教にとらわれ始めます。
「神には生贄が必要だ」と暴走し始める教徒たち。しかし外にはなんと異次元からの生物がうようよしているのです。
なんとこの霧の正体は政府の実験のミス。科学者たちは誤って異なる次元の空間を開けてしまい、そこから異次元の生物があふれ出てきているという状況!
このままでは何も解決しないと考えたデヴィッドたち数人は、皆の反対を押し切ってスーパーの外に出て車で逃げることに。
※ここからの展開がなんとも忘れがたいです。
ガソリンの残りも少ない車で、行けども行けども霧の中。
遂にガソリンが底をつき、前も見えずたたずむデヴィッドたち。
そこには4発の銃弾とデヴィッドと息子を含む5人の生存者。
さて、みなさんもうお分かりいただけたでしょうか。
先の見えない状況の中、デヴィッドは自分以外の生存者をその銃弾で楽にし、自分のみ
異次元の生物に殺されることを選んだのです。
息子を含む、残りの仲間たちを自らの手で楽にしたデヴィッド
呆然とたたずみ、すべての感情が壊れ、車の外に出て「俺をころせ!」と叫んでいるとそこには、、

そうなんです。軍の救助隊が現れたのです。
あと5分待っていれば。全員を救うことができたのに。
取り返しようのないやるせない感情で喚くデヴィッドを最後に映画が終わります。
いかがだったでしょうか?非常に後味の悪い映画ですが、インパクトは抜群です。
ラストシーンもさながら、スーパーの中での緊迫した人間サスペンスも大変おもしろい
また映画の評価も見事に二つに分かれており、賛成派と反対派の意見が非常に考えさせられる作品となっております。
ただこれほどまでに、後味の残る映画はそこまで多くはないので、ご覧になっていない方もネタバレを知ってからでも十分に楽しむことができる作品ですので、ぜひご覧ください!
何はともあれ、今作「ミスト」は
「後味が残りすぎる。ラストシーンのための大どんでん返し映画」
となっておりますので、ぜひご鑑賞ください!
それではまた次の映画でお会いしましょう!
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